カウンセリングやコーチングの仕事をしていると

「頭ではわかりますが、実際にできなくて困ってるんです。」

 

といったご相談を頂くことがあります。

 

 

要するに「わかっているけど、できない」という状態です。

 

 

例えば

人生は捉え方しだいだよ!前向きにとらえてみなよ!と

アドバイスをされても

 

 

「そんなのわかってる。だけどできないから悩んでるんじゃないか!」という状態です。

 

 

この「頭ではわかっているけど、できない」という状態から抜け出すことができれば、間違いなく人生は変わっていきます。

 

 

何故なら「できない」と思っていたことができるようになるわけですから

その分、結果も変わっていきます。

 

 

ではどうしたら「頭ではわかっているけど、できない」という状態から「できる」という状態に変えてくことができるのかをお話ししていきますね。

 

 

「頭ではわかっている」とはどんな状態か?

 

頭ではわかっているけど、できない。だから困っているんです。

という人は少なくありません。

 

では、この状態のとき、何が起きているのでしょうか。

 

 

例えばそれは、

何か新しいことを始めた頃を思い出してもらうとわかりやすいかもしれません。

 

 

新しいアルバイトを始めた頃、、思い出してみてください。

 

または、新しい仕事を始めた頃のこと。思い出してみてください。

 

 

きっと、上司や先輩から「これをこうやってね」と指示されても

思うように上手にできなかったのではないでしょうか?

 

 

これこそまさに、

頭ではわかっているけど、できない。状態と同じなんです。

 

 

上司や先輩から言われて指示されていることは理解しているけど

 

実際にやってみると最初は上手くできません。

 

それは、単純に「慣れていないから」です。

 

脳の仕組みでは、人が新しいことに慣れるまで21日はかかると言われています。

 

 

人が何かを上手に、自然にできるようになるには

脳に慣れさせる。というプロセスが欠かせません。

 

 

つまり、まだ「できない」状態のときというのは

慣れのレベルまで習慣化できていないということです。

 

 

アルバイトを始めたばかりの頃も同じですよね。

 

数週間してレジ打ちや、パソコンへの入力に慣れてくれば

無意識にその作業ができるようになります。

 

 

頭ではわかっているけど、できない。という状態は、

 

自分には難しいとか

自分にはできそうもない。という解釈をしてしまって、判断しているにすぎません。

 

 

では具体的にどのようにしたら

頭ではわかっているけど、できない。という状態を解消していけるのでしょうか。

 

 

心も筋トレと同じようにトレーニングが必要

 

例えばいつもネガティブに考えてしまう癖がある人っていますよね。

 

それは単純に思考の癖でしかありません。

 

癖というのは動作的なものだけでなく

心にも存在します。

 

 

よく「性格は直らない」という考え方がありますよね。

 

性格は持って産まれたものだから直らないだろうというのも、本来は間違った解釈です。

 

 

性格はつまり、その人の考え方の癖でしかありません。

 

 

癖は本人が矯正する気があれば直すことができます。

 

 

例えば猫背になってしまう癖を矯正できるように

心の癖もちゃんと直すことができます。

 

 

そして、わかっているけど、できない。という思考の状態もその人の考え方の癖です。

 

人よっては「わかりました!やってみます」という態度で臨む方もいるように

 

物事を誰かにアドバイスされたときに

どう捉えてしまうかは、その人の思考の癖によって変わります。

 

 

同じことをアドバイスしても

「自分には難しそうだな・・・」という判断をすぐにしてしまう人と

「できそうだな。やってみよう」という判断をする人がいます。

 

これらの違いは

性格と同じで、「思考の癖」から来ているものです。

 

そして、引き寄せの法則でも願望実現でも

何でも上手くいく人は後者の方の方たちです。

 

「やってみよう」と素直に判断できるというのは大きな差をうみます。

 

どうしたら癖が直せるのかというと

まずは極力、「わからない」とか「できない」「難しい」という言葉を少なくしていくことが大切です。

 

 

とても簡単なことですが、無意識に「わからない」「できない」ということを言っていることがあると思います。

 

 

脳の仕組みを理解して心を矯正する

 

何故「わからない」「できない」という言葉を使わない方が良いのでしょうか?

 

それは「わからない」と言った瞬間から

脳には「はい、思考停止してくださーい」という指示が与えられてしまうからです。

 

 

「わからない」と判断した瞬間から

自分で考えることを瞬時に止めてしまうというわけです。

 

逆に「どうしたらできるだろう」という言葉を使った場合、

文字通り、脳は答えを検索し始めます。

 

 

Google検索のように、キーワードを打ち込めば

何かしらの答えを探そうとします。

 

 

また、「自分にはできない」と判断した場合も同様です。

 

このように判断した場合

文字通り、できない態度をとるように脳は信号として体に送ります。

 

すると、結果的に「できない」という現実が引き寄せられてきます。

 

 

こういった脳の仕組みを理解することで

頭ではわかっているけど、できない という状態を「できる」状態に変えていくことが可能になります。

 

 

言葉から変えていくと結果も変わる

 

人から何かアドバイスされたときに

自分にはちょっと難しいかもしれないな・・と判断してしまったとしても

 

「できるかもしれないので、やってみます」という言葉を使うだけで

脳は「できる」方法を模索し始めます。

 

たったこれだけでも結果は大きく変わってきます。

 

 

人が「頭ではわかっているけど、できないんです!」と訴えたいときというのは

 

自分にはどうすることもできないから、なんとかしてくれ!という心理が裏側にあります。

 

 

しかし、この言葉を使い続けると、「自分で人生は切り開けない」ということを暗に訴えていることにもなります。

 

 

言葉を変えるというのは

とてもシンプルな方法ですが、

普段、自分がどんな言葉で物事に反応しているか。気づくだけでも結果を変えていくことができます。

 

 

まとめ

頭ではわかっているけどできないというのは

物事に慣れていない状態と同じ。

 

脳も心も慣れさせていくプロセスが大切。

いきなりできるようになる人間はいない。

 

ネガティブに捉えやすい自分の性格をなんとかしたい場合は

まず「性格は変えられる」とか「思考の癖は変えられる」という事実を知る事。

そして、普段自分が使っている言葉を変えていくだけでも脳の動きが変わり、

自ずと結果も変わってくる。