思考は現実化するっていうから悪い事ばかり考えてみた結果

 

よく宇宙にお願いごとをするときに

ネガティブな感情を持っていると、そっちが実現してしまうよ~

という人がいますが、

それって本当でしょうか?

 

私達の長い人生では

いろいろなネガティブなことを考える瞬間があります。

 

「こうなったら嫌だな~」

「ああなったら最悪だ~」

 

でも、現実は自分の考えた通りに

ネガティブな現実が引き寄せられてきたことの方が実は少ないのです。

 

あなたは忘れてしまっているかもしれませんが

 

自分がネガティブなことを考えても

殆どの場合、何事もなく上手くいっていることの方が多いのです。

 

 

記憶として、ネガティブな出来事の方が印象に残りやすいため

このように考えてしまうのです。

 

 

「明日雨降ったら嫌だな~」と思っていても

実際は晴れて良かったということも経験していると思います。

 

 

つまり、ネガティブな感情を抱いたからといって

必ずしもそれが現実になっているとは限らないんですね。

 

でも何故、ネガティブに考えることは良くないと言われるのでしょうか?

 

今日はその点についての解説と対処方法をご紹介します。

 

 

ネガティブに考えると何が良くないの?

 

実は僕が若い頃、思考は現実化するっていうなら

数日間ネガティブなイメージだけで生活してみよう!と試みたことがありました。

 

表層意識だけでなく、潜在意識的にも「鬱」状態を演じてみて

本当に寝込んだり、仕事をせずに1ヶ月くらい暮らしたことがありました。

 

ですが、そのネガティブに考えていたことが現実化したかというと、決してそんなことにはなりませんでした。

 

むしろ、周りが助けてくれたり、お金を援助してくれることもあったり、、

 

 

ネガティブに考えたからといって

即、それが現実になるとは限りません。

 

全てのネガティブ感情が現実となっていたら

今自分はもうこの世にいないかもしれませんよね。

 

 

私達は生活するうえで

どうしても不安を抱えたり

心配を抱えながら生きていく生き物です。

 

 

不安があるからこそ、その対処を考えて

安全に生きていけるのですから

 

必ずしも不安や心配事が悪いということではありません。

 

 

ですが、常にその不安や心配事に支配されて

フォーカスし続けると、それは大きなストレスとなって

病気として現れたり、トラブルとして表現されるということはあります。

 

 

ですから一時的にネガティブな感情がでてきたとしても

 

それをすごく恐れたり、更に不安がる必要ってないんですね。

 

むしろ、正常な反応だと思ってください。

 

 

引き寄せ上手は不安と上手に付き合える人

 

100%ポジティブな人間なんていません。

程度の差こそあれ様々な瞬間で不安やネガティブ感情を抱えて生きています。

そういうものです。

 

 

ですが、ネガティブに考える癖がある人というのは確かに存在します。

逆にポジティブに切り替えるのが上手な人もいます。

 

 

つまり、みんな同じようにネガティブな感情を抱いても

そこから切り替えるのが上手か、下手か。という問題だけなのです。

 

 

何かを言われても捉え方が上手だったり

切り替えて考えることが素早くできる人。

 

この癖付けができていけば

ネガティブにずっとフォーカスし続けることはなくなります。

 

 

病気がちな人や

トラブルが絶えない人

鬱っぽい人は

ネガティブな感情に振り回されてしまう脳の癖があるだけなのです。

 

 

そして無理にポジティブに考えようとすると

余計にキツクなります。

 

 

そうでなはなく、不安な感情やネガティブな感情は

一度吐き出すように意識してみましょう。

 

 

強烈な不安や、強烈に心配事があるとき

 

自分の感情に蓋をせず

吐き出すことをやっていくと

自分の頭の中だけでごちゃごちゃになっていた

漠然とした不安が明確になり、意外と心が軽くなります。

 

 

では具体的にどのように不安や心配事に対処するのか?

少し簡単なワークをご紹介します。

 

 

ネガティブな感情をストップさせる5分でできるワーク

 

 

STEP1自分が今不安に感じていること、怒り、心配事など端から全て書き出します。

STEP2すべて書き出したら、それぞれについての最悪の結果を書きだします。

STEP3最後にそれに対する自分なりの対処方法を書き出しておきます。

 

例えば、このまま今の仕事の人間関係がうまくいかなかったらどうしよう。。という不安があるとき

 

【最悪の結果を書き出しておく】

例:周りからいじめられて、会社にいづらくなる。

人間関係が気まずくなって仕事がやりづらくなる。

ストレスで会社にいきたくなくなる。

 

【対処法】

例:不当な扱いやいじめにあったら、しかるべき機関に相談して解決してもらおう。

気まずくなって仕事がやりづらくなったら、信頼できる人に相談するか、転職することも視野にいれよう。

ストレスで会社にいきたくなくなたっら、無理に行くのはやめよう。

 

 

以上のように自分なりにでかまわないので

対処法まで考えて書き出しておくようにしましょう。

 

 

頭の中でぐるぐると考えてしまうと

結局ネガティブな感情にずっとフォーカスし続けてしまうことになります。

 

 

そういった場合は

面倒でも、不安を顕在化して

最悪の状態も想定し、対処法をあらかじめ考えておくだけで

 

ネガティブな感情にストップをかけることができるようになります。

 

 

書き出すという行為自体が「すでに問題は解決に向かっている」

 

というメッセージを脳に伝えていることになるからです。

 

もしまた同じ不安がでてきても

「答えはノートに書いてある」と思うことで

モヤモヤしたネガティブな感情にフォーカスし続けることは減っていきます。

 

 

現アメリカ大統領のトランプさんも

かつては不動産王として名をはせていました。

 

彼は一見とても強気でポジティブマインドに見えますが

 

実はビジネスを成功させるうえで、必ず「最悪の結果」も想定し

その場合の対処方法も計算して頭に入れていたそうです。

 

 

成功者は単にバカポジティブなのではなく

不安やネガティブと上手に付き合い、コントロールする術を知っているのです。

 

次は自己肯定感について学びましょう↓こちらも読んでおくとレベルアップしますよ

知らないとマズい!恋愛の自己肯定感を高めるたった3つのポイント

 

まとめ

ネガティブな感情を抱くのは人間の機能として普通のことであると知ろう。

ネガティブな感情にフォーカスし続けることが良くないのであって

ネガティブな感情自体に蓋をして、頭の中だけで何となく不安を抱えるより

一度吐き出して、ノートにまとめておくことで

不安にストップをかけることができるようになる。

 

 

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