こんにちは!齋木です。
自分の欲しい物を得ていくにはブラックエンジンで頑張って手に入れる方法と
潜在意識の力を使いながら叶えていく方法があります。
ブラックエンジンというのは
例えるなら自分の筋力だけで重い物を頑張って持ち上げるような感じです。
もちろん筋力を鍛えれば重い物はある程度は持ち上ります。
つまり、嫌なことでも、辛いことでも、強引に根性で頑張ればある程度達成することができるというイメージです。
逆に潜在意識の力を借りて物事を達成していくやり方は、
例えるならテコの原理を使って重たいものを持ち上げるようなイメージです。
非常に効率もいいですし、スムーズです。
今日はこの潜在意識の力をどやって日常の中で使って、利用していくのか?ということについてお話しを進めていきます。
目標を達成したり夢を実現していく上では非常に大切なスキルになるので、是非最後までじっくり読み進めてみてください。
潜在意識の力は既に使っている?
潜在意識の力を使うというと
非常に怪しいイメージを持ったり
とても難しいイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
しかし、潜在意識の力は常に僕たちが生きる上で使っているものだとしたらどうでしょうか?
例えば呼吸
あなたは今、呼吸を意識的にしていますか?
そうです。呼吸は意識的にしなくても自動的にしています。
心臓を動かすことも同じです。
意識的に心臓を動かしている人は一人もしません。
自動的に心臓は動いてくれています。
これも潜在意識の力です。
このように潜在意識は基本的に僕たちの生命を維持し続けるために働いてくれています。
これを生命維持装置とも呼びます。
つまり自分のために24時間365日自動的に力を貸してくれているというわけですね。
それとは対照的に
人間は理性で物事を判断したり、理性で意識的に動くこともあります。
例えば記憶を頼りに問題を解いたり
頭で計算しながら計画を立てたり
考えながら人と話しをしたり
こういったことは僕たちが意識して意図的に行っています。
しかし、こればかりだと非常に脳が疲れますし、消耗します。
なので、人間には「慣れ」とか「習慣化」というプロセスが備わっているわけです。
習慣化のプロセスが潜在意識には大切
人間は初めての事に関しては非常に頭をつかいますし、気も使います。
そして、そのことに慣れてくると無意識に動けるようになります。
これが意識の無意識化というものです。
どんなに苦手なことでも3週間ほど続ければ慣れてしまう。
これは人間が物事を効率よくこなすために備えている力なのです。
そしてここからが大事なポイントなのですが
何でも無意識的にスムーズにできるようになるには
先ほどのような習慣化のプロセスが非常に重要になります。
例えば、よくメールで頂くご質問で
「ネガティブに考えてしまう癖がなくなりません」とか
「いつもお金に対して不安を持ってしまいます」といったような
思考の癖や心のブロックを何とかしたいというご質問を頂くことがあります。
こういった思考の癖を直すことに関しても同様で、
実は習慣化のプロセスをちゃんとたどることで心のブロックやネガティブ思考の癖というのも矯正できるようになります。
最初は慣れないので、意図的に物事の捉え方を変えたり
視点を変えて出来事を捉えていく練習をしなければなりません。
でもそれをしばらく続けると本当にネガティブ思考から抜け出すことが楽になるし
お金の不安に関しても無くなっていきます。
強い負荷をかけることで力を発揮できるようになる
潜在意識の力を借りられるようにするには
最初の数週間だけ、それなりの強い負荷をかけなければいけません。
弱い負荷だと潜在意識も力を貸してくれないんです。
つまり「あ、その程度の気持ちなんですね~」といった感覚でしか伝わらないのです。
なので、
潜在意識の力を使うには、自分の気持ちの真剣さが問われます。
どれだけの想いでそれを達成したいのか?
軽い気持ちでとりあえず試してみようという感覚で何かを実践した場合、まさに「試す」程度の中途半端な結果しか得られないでしょう。
ダイエットや英語の勉強を試しにやったことがある人ならわかると思います。
その裏側にどれだけ真剣な想いがあるかによって、得られる結果も変わってきます。
その点を踏まえた上で最後にもう一歩踏み込んだ潜在意識の使い方をご紹介して終わりたいと思います。
願望実現に潜在意識を使うには?
先ほどの例のように英語のマスターやダイエット、またはビジネスでお金を得る事や恋愛でパートナーを見つけることなど、全ての目標においてどうやったら潜在意識の力をもっと使えるのか?
そのためには、自分がそれを達成したり、得ることで、どんなことがやりたいのか?
何のためにそれらの物を手に入れたいのか?
という動機をしっかりと潜在意識に理解させていくことがとても重要です。
最初に潜在意識は生命維持装置だと言いました。
それくらい自分の命にかかわることに関しては力をものすごく発揮します。
その力を発揮させるには
やっぱり弱い気持ちや、試しにやってみるといった程度のやり方では力を貸してくれないわけです。
何故なら命にかかわるくらいの大きな課題ではないんでしょ?というニュアンスで伝わるからです。
火事場のバカ力とはまさにそういった力で、
自分がピンチの時になって初めて潜在能力が発揮される力ですよね。
なので、自分が得たいものや達成したい物事に対してどれだけの気持ちがあるのか、自分でもう一度ちゃんと書き出して理解していく必要があります。
書き出してみると、意外とそんなに自分が欲しいと思っていなかったことにも気づくかもしれません。
僕が行っている個人コーチングの現場でも「とりあえず試してみます」という気持ちの方と、真剣に向き合って実践する人では大きな違いがうまれます。
例えば、欲しい理由を今すぐ30個以上書き出せるかと言われてもなかなかその理由が出てこない人もします。
それはその程度の気持ちしかないとも言えます。
というわけで、あなたが今欲しい物や得たいものを再度ノートに書き出してみて
それを得たい理由をできるだけたくさん書き出してみましょう。
その想いの分だけ潜在意識の力を借りることが可能になります。
ただし、潜在意識にお願いすればなんでもかんでも自由に叶うというものではありません。
潜在意識の領域はまだ科学でも分かっていない領域です。
ですから本来は根拠がない意識の領域の話です。
以前から言っているとおり、
現実を変えるには、基本的には自分の行動力と努力は絶対に必要だということは押さえておきましょう。
今日はちょっと長くなりすぎたのでこの辺で…
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まとめ
潜在意識はそもそも生命維持装置である
生命維持装置である潜在意識の力を借りるには
最初は意図的に習慣化のプロセスをたどる必要がある
そして、更に願望実現に潜在意識の力を借りるには
強い負荷をかけることが大切
そのためには何故自分がそれを達成したいのか?
理由が明確で、自分で意識できているかがとても大切