以前、こんなご相談がありました。
2年以上、婚活塾や婚活セミナーなどを渡り歩いて、先生や講師の言う通りに実践してきたのに、全然うまくいかない。
講師からマッチングアプリを使った方がいいと言われたから使ってみたけど「生理的に無理な人」としか出会えない
といったご相談でした。
このようなお悩みを持っている方、意外と多いようです。
しかし一方で、同じ婚活塾やセミナーに通いながら、望む結果を引き寄せる人もいます。
このように、圧倒的に結果を出す人とそうでない人の違いとはいったい何でしょうか?
今日はその「心理パターンの違い」について、重要なお話をします。
先ほどのご相談を聴いている時、僕はピンときました。
「あ、典型的な〇〇のパターンにハマっているな」と
これは婚活に限らず、ビジネスでもこのパターンにハマってしまう人がたくさんいます。
それは、俗に言う「ノウハウコレクター」というやつです。
簡単にいうと、あらゆる講座や本を読んで試してみるものの、「これじゃない、あれでもない」という迷子の状態になっている人です。
例えば、占いやオンラインサロンなど、いろいろな所で相談しているのに結果が出ていない人も同様です。
(正直、昔の僕はノウハウコレクターでした。。。)
ではなぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?
それは、「結果期待型」という心理パターンにハマっているからです。
物事がうまくいく人、そうでない人にはいくつか心理パターンがあります。
その中でも
・結果期待型(けっかきたいがた)
・結果行動型(けっかこうどうがた)
という2つのパターンがあります。
「結果期待型」とは、
「先生の言う通りにやったのだから、きっとうまくいくだろう・・・」
という「受け身」の状態のことを指します。
つまり、自分で考えて行動することに自信がないため、権威がある人や先生の言うとおりにやればうまくいくと考えているタイプです。
もちろん「受け身」な人は、とても素直な一面があるので僕は好きなのですが、
別の見方をすると「私の人生は他人しだい」と言っているようなものなのです。
なので、もし結果がうまくいかないと
「この方法じゃない」
「この先生じゃない」
というように、「方法」や「先生」をずっと探し続けてしまうのです。
結果期待型がなぜうまくいかないのかというと
「他人になんとかしてもらいたい」という期待があるため、本当に自分が苦手な部分から目を背ける傾向があります。
一方で圧倒的に望む結果を出せる人は「結果行動型」です。
結果が出るのを期待して待つのではなく、望む結果を出すために自分でも考え工夫するタイプです。
先生に言われた通りにやってうまくいかないことがあっても、自分なりに工夫し考え、行動を続けられる人です。
中学校の頃、勉強ができる生徒は、先生から言われた通りやりながら、プラスαで自分なりのノートの取り方も工夫していましたよね。
こんなふうに
もし今何かを学んで実践しているのに、望む結果が出ていないという人は
先生やノウハウを疑うのではなく
もちろん、自分自身を責めるのでもなく、
結果が出るまで
・どんな工夫ができるか
・どうすればうまくいくのか
という視点でノートに書き出す習慣を持ってみてください。
因みに、以前個人セッションに来たAさんは典型的な「結果期待型」だったので
「婚活をするとき、受け身の姿勢ではなく、結果行動タイプになったとしたら、どんなアイデアが浮かびますか?」と質問したところ、
Aさんは、僕が出した宿題にプラスαで「自分なりに毎日意識すること」を考え、実践していきました。
すると、後日連絡が来て、「彼氏ができました!」という報告があり、
その3ケ月後には「プロポーズされました!」というご報告を頂きました。
是非、今日お伝えした2つの心理タイプはとても重要なので、日頃から意識してみてください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。