こんにちは!
「恋愛セルフイメージコーチ」の齋木です。
今回は恋愛依存症を克服するためのお話を書いていきます。
自分は恋愛依存症なんかじゃない!と思っていても、実は隠れ依存症なんてこともあります。
恋愛依存は見て見ぬふりをして放置すればするほど、後々に自分が苦しい恋愛をすることになりかねません。
今日お話しする恋愛依存の心的メカニズムを理解して、克服する一歩を踏み出しましょう!
恋愛をうまくいかせるためには男性心理も必ず理解しておきましょう
恋愛の依存症は放置するとヤバい!克服するメカニズムを徹底解説
そもそも恋愛依存症とはどういった状態なのか
はっきりとした名目が決まっているわけではないため、自分が恋愛依存症なのかもわからないという方もいるでしょう。
ですが、ある程度の依存度の度合いをチェックすることはできます。
もし以下の内容がいくつか当てはまるなら、少しずつ依存度を緩和していくことを今日から実践していくと良いでしょう。
恋愛依存度チェック
- 相手からの連絡がないと自分から何度も連絡してしまう
- 相手のスケジュールや今何をしているかを確認しないと気が済まない
- 相手が何をしているか気になって仕事が手につかなくなる
- 相手のために何でも許してしまう
- 相手の顔色をいつも気にして嫌われたり振られることが怖い
- 彼氏がいないと人毎日がつまらない、何をしていいかわからない
- 自分のやりたいことがわからない。好きな人と結婚することが夢
- 予定が入っていても彼のスケジュールに合わせてしまう
- ひどいことを言われても、彼と別れるよりはましだと思う
- 何度も浮気をされても結局許してしまう
- すぐに体をゆるしてしまう
- 会いたいと言われると仕事をさぼってでも会いにいく
以上のチェック項目に当てはまる点が多いほど、依存度は高い可能性があります。
多少は依存的な部分や、相手のことが気になることはあっても生活や恋愛に支障をきたすものでなければ問題はありません。
でも依存度が高いために、仕事が手に負えなくなったり、鬱っぽい状態になって何も手につかなくなる状態になってしまうと良くないので、改善していくことが必要です。
では何故、恋愛依存症になってしまうのか、その心理的なメカニズムを理解することで改善に一歩近づくので以下で見ていきましょう。
恋愛依存症になってしまう原因
そもそも「依存症」とはどんな状態なのでしょうか。
依存とはそれがないと身体的・精神的な平常を保てなくなる状態を指します。
わかりやすい依存症の例でいうとアルコール依存があります。
アルコール依存は、お酒を飲むことで分泌される快感物質が強烈に脳の回路を形成していいるために、その快感を手放せずにいる状態です。
例えば、ストレスのはけ口や、淋しさのよりどころとして、お酒を飲んで目をそらすことで快感物質が分泌されます。
お酒を飲む行為=快感 という回路が出来上がってしまい、依存へと発展してしまいます。
恋愛依存症も似たようなプロセスを持っています。
自分の人生において恋愛以外に楽しみや目的を達成する喜びがない場合、よりどころがないため恋愛(彼)に自分の時間をさくことで自分の価値を見出すことができる状態です。
恋愛にも快楽や快感を伴うので、それが強烈な依存状態の脳の回路を作りだしてしまうことがあります。
恋愛は性的関係を持つことで快楽を得たり、抱きしめたりすることで安心感などを一時的に感じることができます。
これはあくまでも一時的な快楽なので、彼がそばにいなくなると、とたんに不安にかられるようになります。
自分の目の前にある嫌な出来事から目を背けたかったり、刺激のない生活や、楽しみを自分で生み出すことができない人は恋愛で満たされることでそのストレスから目をそらすことを達成しています。
恋愛依存を克服するには?
メカニズムを知ると、恋愛依存の克服法がある程度みえてきます。
恋愛依存を克服するには一般的には「他に夢中になれることをみつけましょう」とか「集中できることをやって気を紛らわしましょう」といったアドバイスがありますが
こういったことは、頭でわかっていても、どうしてもできないし、彼のことが頭から離れないということがありますよね。
そういった場合は文字通り、イメージの中で彼を頭から遠ざけたり、切り離してみたり、客観的にみるだけでも脳のサブモダリティが変化し、「淋しさ」から解放されることができます。
サブモダリティとは脳の五感情報を指します。
例えば、あなたが淋しさを感じるときとはいつでしょうか?
どんな音が聞こえて、どんなイメージが見えますか?またその映像には自分が映っていますか?それとも自分が体験している映像でしょうか
一人でいると淋しさを感じるときどんな想像を反射的にしてしまっているか思い出してみましょう。
きっと彼が今何をしているのか気になりだしたり
「あ~ぁ、また一人で何もすることがない・・」という声が聞こえてきたり、
彼が連絡をくれないのは私のことが嫌いになったからだ・・
などと余計な思考がグルグルと頭の中を回っていることでしょう。
実際にそのイメージが出てきたら頭の中で、映画のスクリーンをつくって自分を映し出し、見えている映像や聴こえてくる声の質を加工するだけで、イメージのもつ「印象」がまるで変わります。
よく、「気持ちが重くて苦しい」という表現をすることがありますが、これはまさに感じているイメージの印象が暗くて重たい感じがするからなのです。
そこで、スクリーンに映し出されているイメージを明るくして小さくして軽いものにしてしまえば、その印象も軽くになり、気分も軽くなっていきます。
実際に依存症を克服するためには非常に有効で、最初はコーチやセラピストに誘導してもらいながらイメージをトレーニングするだけでもかなり気分は変化していきます。
恋愛依存症は脳のプログラムによって起きている現象なので、その内容(イメージ)を変えることで、淋しさや不安感を緩和させていくことができます。
その状態をつくれるようになると、自分の仕事や、やりたいことに対しても情熱的に行動に移せる自分に変化していくこともでき、恋愛の依存度もなくなり、彼とのコミュニケーションも普通にとれるようになっていきます。
まとめ
恋愛依存症は安心感や快感といった脳の伝達物質を繰り返し経験することで形成されたプログラムである。
淋しさを感じたときに恋愛をして、その穴埋めをすることで安心感を手に入れて、それが繰り返し行われたことで、手放せない状態になってしまっている。
恋愛依存に至るきっかけとなっているイメージを変換していくことで、依存になる手前の段階(淋しさを感じている段階)で自分の行動を変えていくことができる。