こんにちは
先日もご相談者様から「ワタシ、本当は恋愛とか結婚がめんどくさいと思っているのかもしれません」
というお悩みをいただきました。
あえて「お悩み」と表現したのは
本人が悩みだと捉えていたから。
つまり、悩むということは、解決したいと思っていることでもあるわけです。
でもなぜ、恋愛に疲れたり、めんどくさいと感じるようになってしまうのでしょうか?
この気分を放置しておくと、徐々に女性らしさを失ってしまったり
男性であればおじさんぽくなって、老け込んでしまう原因にもなります。
そこで今回は『恋愛に疲れた、本当はめんどくさいと感じた時の気持ちの解決策』について
じっくりと書いていきたいと思います。
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恋愛に疲れた、本当はめんどくさいと感じた時の気持ちの解決策
人が何かうまくいかなくなったとき
疲れたり、めんどくさいと感じることがあります。
それは恋愛も同じで、
彼氏との関係がうまくいっていなかったり、相手に気を遣い過ぎて「自分らしさ」を失っているときというのは
どうしてもストレスを感じたり、疲れた感じがしてしまいます。
逆に自分の思い通りに物事が進んでいると、疲れよりも「楽しさ」を感じるものです。
パトナーからちゃんと愛されている感じがするときや、二人で楽しくデートをしているときは、めんどくさいと感じることはありません。
恋愛に疲れてしまったり、めんどくさいと感じる人の多くは、「楽しかった」という記憶やイメージよりも
彼氏に気を遣い過ぎて疲れた感覚や、記憶、思い出の方が先に頭の中に出てきています。
しかも、そのマイナスな記憶の方ばかりを強く認識しているので、「恋愛=疲れる」とか「恋愛=めんどくさい」という前提ができあがってしまっているというわけです。
なぜ、このようなことが言えるのでしょうか?
それは、これまで個別のご相談に来られた方の多くは「恋愛がうまくいかない」=「もう疲れたから助けて欲しい」と感じて、相談に来られるのですが、
その方達の多くは、恋愛が楽しかった頃の記憶よりも、単純に「苦しかった」「悲しかった」記憶がすぐに結びつけられてしまっているだけなのです。
実際に詳しく話を聞いてみると、記憶の中にはいい思い出もあり、楽しかった彼との記憶も存在していますが、
それよりも、強烈に「恋愛=疲れる」という漠然とした印象を抱えているのです。
恋愛が疲れた、めんどうと感じているのは勘違い?
以上のような理由から、本当は楽しい経験を繰り返し経験していても
脳の中では繰り返し「疲れた」という記憶がリピート再生されてしまっていることが分かってきました。
これはどういうことなのかというと
例えば、小学校の頃の記憶を思い出したときに、漠然と「楽しかった」という記憶が再生される人もいれば
いじめられて辛かったという記憶が再生される人もいます。
後者の方は漠然と小学校の頃はつまらない思い出しかない。と決めつけて記憶を保存してしまっています。
ですが、過去の日常を一つ一つ思い出してみると、やはりそれなりに充実していた時間があったり、
たまには友達と仲良く過ごしたり、泥だらけになって遊んだ記憶も存在しています。
他の例としては、
「政治家」というワードを聞いたときに「国民から税金を奪い取っている奴ら」という印象を持つ人がいれば、
「国のために働いてくれている人たち」というイメージをもつ人もいます。
どちらも、「政治家」という人々を漠然としか捉えていないために、上記のような前提で見てしまうだけなのです。
恋愛も同じで、「苦しい、めんどくさい、疲れた」という感情は、その偏ったイメージを強く記憶に保存し、そこだけしか見れなくなっている脳の状態に陥っているだけなのです。
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もう一度恋愛を楽しむ自分になる方法
人間の記憶や、脳内のイメージというのはとても面白い機能を持っています。
例えば、今彼氏にフラれてめちゃくちゃ苦しいと脳が感じていても
その出来事よりも更に重要な出来事が自分の身に降りかかると、それ以下の出来事はどうでもいいくらいなんとも感じなくなることがあります。
例えば、彼氏にフラれて苦しいとき、もし自分の命が余名数か月と分かったら、彼氏にフラれた苦しみよりも今を懸命に生きることの方が重要度が増すことは誰にでも容易に想像できると思います。
もしくは、元カレよりももっとスペックの高いイケメンで優しい男性があなたにアプローチしてきたら、過去の苦しい恋愛なんてどこかへ忘れ去られてしまうくらい強力な体験となるでしょう。
このように人間の記憶や感情は、非常にあいまいで、場合によっては一瞬でその感情を切り替えることだってできるのです。
恋愛に疲れたと感じている脳も同じです。
あなたの記憶の中では「恋愛=疲れる」という勝手な解釈で埋め尽くされていたかもしれませんが、
逆にそのイメージを一新するようなイメージを脳内でつくっていけばいいのです。
非常に簡単な方法としては、とても感動する恋愛の映画をたくさん観ることもおすすめです。
そんなことで変わるわけない!と思うかもしれませんね。
ですが、恋愛は疲れるしめんどくさいものだと勘違いしている多くの女性は、「楽しい」「感動する」「ロマンチック」という強烈なイメージが頭から忘れ去られている状態なのです。
ですから、脳内にもう一度「恋愛は素晴らしいものだ」というイメージを再インストールしていくことが最初の重要なステップになるというわけです。
恋愛はいかに自分の脳と心を教育していくかが重要なキーワードになります。
是非参考にしてみてくださいね。
まとめ
恋愛に疲れた。恋愛はめんどくさいと感じているのは脳が関与している。
過去の恋愛の記憶をマイナスに評価し、そのネガティブなイメージを繰り返しリピート再生しているから、余計に「疲れた」という感覚が前提として入ってしまう。
恋愛に対するイメージまず返ることが最初の一歩。そのためには、感動する恋愛の映画や、ドラマを定期的に観るだけでも、脳内のイメージは切り替わっていく。