アファーメーションや自己暗示、イメージングといった方法を
自分の人生に積極的に取り入れている方は多いと思います。
ただ、あまり上手く使えていないという人もいますよね。
例えば、恋愛のコーチングでご相談を受けるときも
「イメージしているのに上手くいきません!」とか
「逆のことばかり引き寄せられてきます!」といったお悩みを持つ方も少なくありませんでした。
最近いただいたご相談では
「アファーメーション(自己暗示)をやっても
あまり自分が良くなっている気がしません。
むしろ逆のことばかり起こっているような気がします。」
というメールを頂きました。
今日は自己暗示などのテクニックがうまく使えないときの解決策を少し書いてみたいと思います。
なぜアファーメーションってうまくいかないの?
アファーメーションといえば
ルイーズヘイやジョセフマーフィの書籍が有名ですが
本に書いてある通りにやっているのに
ぜんぜん眠りながら富なんて得られないじゃん!
というジレンマを抱える人は少なくないでしょう。
この本の影響が大きいせいか
アファーメーションを唱えたり
イメージングを夜眠る前にやれば
自動的に自分の欲しい物が手に入ると
勘違いしてしまっている人も多いはずです。
アファーメーションをやってもお金は入ってこない!とか
イメージングしても素敵な彼は現れない!
といった疑問を持つと思います。
しかしここに落とし穴があります。
結果を限定したり期待しては上手くいかない
アファーメーションを唱える目的が
例えば
好きな人から連絡がくる とか
臨時収入が入る とか
偶然の出会いがある とか
宝くじが当たる とか
理想の職場に転職できる とか
今月は必ず〇〇を達成する とか
こういった限定された目標に対してアファーメーションをしてしまうと
これらが叶わなった場合に
非常に落ち込むことになります。
「やっぱりアファーメーションなんてウソだ!」という感じで・・・
もう1つ例を挙げます。
例えば会社の人間関係に悩むA君が
「ツイテル!」を100回唱えれば
ツイテルことが起こる。と信じているとします。
でもA君の中での「ツイテル」出来事の基準は、
・会社の人間関係が改善されることだったり
・臨時収入がいきなり入ることだったり
・嫌味な上司が目の前からいなくなることだったり
・合コンで素敵な女性と出会うことだったり
↑
こういったことが起こらないと
自分はツイテル人間だと認められないとしたら
いくらその他に小さな幸せや、ラッキーな出来事が起きても
それを拾うことができません。
つまり、すぐに期待した結果が得られないと
「自分はダメなんだ」とか
「引き寄せなんてウソなんだ」
といったズレた解釈をしてしまうことになります。
ではなぜアファーメーションをする必要があるのでしょうか?
アファーメーションで欲しい物が引き寄せられるコツ
アファーメーションや
目標を常にイメージすることの意味は
自分が掲げた目標からぶれないために行うという理由があります。
自分の脳に命令を出しておくという感じです。
そして、脳に命令が行くことで
自分の目標を叶えていくための
気づきやヒントを得る機会が増えていきます。
つまり
アファーメーションを唱えたからといって
いきなり大きな期待通りの出来事が引き寄せられてくるとは限りません。
むしろその手前の小さな出来事だったり
小さな幸せだったり
小さなラッキーに気づけるようになるかどうか?が勝負の分かれ目です。
アファーメーションやイメージを広げることによって
あなたの脳は目標や夢を意識し続けるようになります。
そして、それらを叶えるために必要な気づきや
インスピレーションをまずは届けてくれます。
「こういうことをやりなさいよ~」とか
「こういうことに目を向けてね~」とか
「ここをもっと頑張ってね~」とか
「こういう場所に出かけてみたら~」など
なので
「いつまでたっても良い事ないじゃん!」とイライラせずに
「どこに小さな幸せ落ちてたかな~?」と拾いにいくことが大切です。
自分が願い事を放った時点で
その意思は必ず届けられています。
そしてそれに相応するかたちで
何らかのヒントや小さなメッセージが送られてくるようになります。
そこに気づけるようになることで
更に大きな目標を達成していくことができるようになる。というわけですね!