さんざんアファーメーションを唱えてきて、
「もうこんなの効果ない!」とさじを投げていないでしょうか?
「感謝」や「ありがとう」を一日に千回も唱えたり、
鏡に向かって「私は愛されている!」と唱えたことはないでしょうか?
少なくとも僕は過去にこれらを全て経験してきたタイプです(笑)
どの方法も効果があるのかないのか、
あまり実感できなかったことを覚えています。
そして、
いろいろと試行錯誤しているうちに
「これは超効果あり!」と思える
アファーメーションの方法を見つけたので
今日はその重要な2つのポイントをご紹介します。
目次
1 何故アファーメーションが効果的なのか?
そもそもアファーメーションに効果はあるのでしょうか?
実は効果はあります。
何故なら僕たちは普段から無意識に
良くも悪くも自己暗示を自分に刷り込んでいるからです。
アファメーションの効果については
やり方が問題なのです。
そもそも
人間の性格や思い込みが形成されるのは
意識的にしろ、無意識的にしろ、
思考の内容によって決まります。
例えばいつも不安に支配されている人は
「そういう性格、そういう日常」の結果を招きます。
逆に前向きに過ごす癖ができている人は
「明るい毎日」を比較的送ることができるでしょう。
私たち人間は一日の中で
思考を5万回以上繰り返していると言われています。
自分で気づかない間に
「あぁでもない、こうでもない」と自分と会話しているのです。
その自動思考の中には
「自分はダメだ・・」とか
「今日も何だかやる気がしない」とか
否定的な自己暗示が含まれていることもあるかもしれません。
例え明確な言葉にしなくても
「今日はなんとなく元気ない」といった感覚的な不安や
イメージを無意識に抱いてしまう癖があれば
そういった暗示を常に刷り込んでいることにもなります。
つまりこれはアファーメーションと同じ効果をもたらします。
アファーメーションを
意図的に言葉として使わなくても
私たちは日頃から行っているということです。
そしてそれは今の自分の人生を
形作っている原因となっていて
良くも悪くも効果的に使ってきているのです。
2 アファーメーションで気を付けたいポイント
普段から無意識に
アファーメーションを使っているなら
それにまず気づいていくことが大切です。
自分の思考に気づくことで、
より良い使い方ができるようになります。
既に前回お話しした記事
この記事でお伝えした自動思考に気づく練習が非常に効果的です。
自動思考に気づきくことは以下の通り、
とても重要な要素となります。
ネガティブに支配させない方法
ネガティブ思考に支配されていては、
いくら「ありがとう」を千回唱えても
自分を否定してしまう言葉が邪魔をして逆効果となります。
ですから、ネガティブ思考を
上手に切り替える練習をしていくことも大切です。
無意識の独り言やイメージに気づくことから
まずは日常生活の中で無意識に感じている
自分の感情や、反応する思考に気づくことからやってみると良いでしょう。
仮に良い言葉を繰り返し唱えたとしても
「馬鹿らしい」とか「意味あるのかなぁ」と
思いながらやっていてはそれこそ「意味がない」という効果が発揮されます。
逆に効果を期待せず
そのこと自体を楽しみながらできる状態にあれば
徐々に効果は発揮されていきます。
3 アファーメーションの間違ったやりた方
先ほど述べたように
アファーメーションをいくらしても
逆効果になるときはその言葉の裏にある思い込みの方が重要です。
まさにアクセルを踏みながら、
ブレーキを踏んでいては前に進めない!という状態です。
やっていて苦しいならやらない方がマシな理由
例えばミラーワークというのをご存知でしょうか?
(ルイーズ・ヘイが考案したやつ)
鏡に向かって
「私は愛されるに値する人間です」という
アファーメーションを自分に伝える効果的なワークです。
これも以前クライアントに試してもらいましたが
人によっては「やっていても苦痛なだけ」と思えることがあります。
その場合は
そもそもまだその言葉を受け取れる状態まで
肯定できていないので
やればやるだけ苦痛に感じるわけです。
であれば、
まずはそういったワークは一旦やめてしまった方がマシです。
その場合は以下のような
もう少し効果的なアファーメーションを使ってみましょう。
4 アファーメーションの効果的な使い方1
アファーメーションを刷り込むときは
自分の抵抗が感じられないときを狙うことが重要です。
上記でお伝えしたとおり、
心の裏側で反発している自分のままでは
逆効果になるため
できるだけ自分の心の抵抗がない状態を狙って
アファーメーションを入れるのがベストなのです。
行動と一緒にアファーメーションをする
その方法の一つとして効果的なのが
アクション(行動)をしているときに
心の中で一緒にアファーメーションも
唱えてしまうというテクニックです。
例えば食事の後、お皿洗いをしながら
「汚れが落ちてきれいになっていくと自分の心もクリアになって満たされていく」
というような言葉を感じながら行うと一石二鳥の効果が得られます。
もしこの言葉でも抵抗を感じるようなら、
語尾を「~な気がする」とか「~かもしれない」
という言葉に置き換えてみると良いです。
お皿の汚れが落ちて綺麗になることは事実であり、
それに合わせて自分の心もクリアになって
満たされるというのは事実に合わせた言葉なので
非常にスッと入りやすいことが理解できるでしょう。
5 アファーメーションの効果的な使い方2
例えば何もないときに
「ありがとう」を連発して唱えるから何だか違和感を感じるわけです。
であれば、2つめのテクニックとして、
実際に感謝できることに合わせて、
心を込めてアファーメーションをするというのが効果的です。
つまり「本当に自分はそうだ」と感じられるときにこそ
アファーメーションを一緒に唱えるという方が、効果的なのです。
これは当たり前のようですが、
実際にやっている人は多くはありません。
例えばお風呂に浸かって
心地良さを感じているときに、
「あぁありがたいなぁ幸せだな」と感じたり
言葉にすることを忘れてしまう人は少なくありません。
当たり前すぎることなので
ついつい感謝や、感じることを見落としますが
そういったときこそ自己肯定を高めるチャンスなのです。
6 結局大切なのは行動に変えられるかどうかだ
そして、一番最後に一番大切なことを言います。
それは、アファーメーションを最大限に活かすのは「行動」です。
例えば
「私は一年後にアメリカに語学留学する!」と宣言して
何も行動を起こさなかった場合、
きっと自己肯定感が下がってしまうでしょう。
逆に少しずつでも準備をしたり、
英語を覚える努力をしたり
お金を貯めるなどの行動を起こせていれば
例え実現できなくても自分を責めることはなくなります。
人間は行動によってこそ、
本当に自分を納得させることができます。
行動によるちょっとした変化によって、
「自分はできるんだ」と本当に思えるようになるのです。
逆に口先だけのアファーメーションをやっていては
いつまでたっても何も変化は起きません。
最終的に潜在意識を変えて夢を引き寄せるのは
自分の小さな行動こそが重要ということになります。
まとめ
人間はアファーメーションを意図的にしていなくても無意識に言葉やイメージを自分に刷り込んでいる。
無意識に使っているマイナスの暗示に気づくにはこちらの記事も参考にしてほしい。
アファーメーションの間違ったやりた方をやめる。どんなに1000回唱えても心の奥が大切で、苦しい、楽しくないならやめるべき。
アファーメーションの効果的な使い方1
・アクションと一緒にアファーメーションをする
アファーメーションの効果的な使い方2
・本当にそう感じているときにアファーメーションを入れる
更に詳しい内容は以下の無料メール講座でも扱っています。
自分を変えたいというときに、是非ご活用下さい。