悪いことを予想していたら本当にそうなってしまった!
と思う事はありませんか?
否定的でネガティブな感情ほどスムーズに叶ってしまう。
そんな経験は誰しもあるかもしれません。
今日はネガティブな感情の方がスムーズに叶う理由と
その解決方法について書いていきます。
目次
なぜネガティブな感情の方が叶いやすいの?
これには2つの見方があります。
1つは人間はそもそも変化を嫌う生き物なので
現状を維持する方を選んで生きているから。という理由
現状維持メカニズムという働きがあって
「行動を起こして自分を変えていくよりも
楽に生きられるなら変わらない方がマシだ。」
といった安易な選択をしてしまう癖が本能的に備わっています。
それは危険を回避するために備わった機能でもあります。
こういった理由で
ネガティブな感情を無意識に選択する方が楽だから
スムーズに叶いやすいということはあります。
例えば結婚することは
幸せになるイメージもありますが
一方では、夫のために料理をしたり家事をしたり
子供の世話をしたり、
相手の家族と仲良くしなければいけない、、、
といった感じで、心の奥ではめんどくさいなと
思うことも想像しているかもしれません。
こっちのネガティブな感情の方が勝ってしまうと
現状維持メカニズムの働きによって
結婚をわざわざ無意識に遅らせてるなんていう人も少なくありません。
ネガティブな感情の方が叶いやすいもう1つの理由
もう1つの理由は
勘違いです。
「は?勘違いってどいうこと?」って思うかもしれませんね。
でも勘違いでもあるのです。
どういうことかといいますと
長年、生きてきたなかで
自分が意図したことも(ポジティブなこと)も叶っているのに
ネガティブな感情の方が叶ってしまうと、
そちらの記憶の方が印象的に残りやすい。という勘違いです。
例えば
明日の花火大会、晴れるといいな♪
と意図して
実際に晴れて花火大会を楽しむ経験をしても
「自分の意図したとおりに叶っている」という記憶はあまり印象に残りません。
むしろ、雨で中止になった場合
「ほら、やっぱりマイナスの感情が叶ってしまった。。」
という印象が強く残ります。
これは人それぞれ記憶の保存の仕方や癖によって変わりますが
殆どの場合、マイナスな経験の方を覚えています。
もし人生の全ての経験を数値で表すことができたら
プラスの意図もマイナス意図も
同じくらい叶っているかもしれませんよね。
むしろ、プラスの経験の方が多いのでは?とも思います。
どうしたら解決できるのか?
では最後にどうしたら
マイナスの感情が現実となることを回避できるのか
簡単にご説明しますね。
1、マイナス感情を認めた上でプラスを入れる
1つ目の方法として効果的なのものは
マイナス感情を無視せず一旦受け入れる
そして、プラスの言葉を入れていく。
という方法があります。
例えば
アファーメーション(自己暗示の言葉)を入れるとき
「私は今年中に理想の会社に転職します」と宣言した場合
心の奥では
「いやいや、そんな都合のいい会社ないっしょ・・」
と、もう1人の自分が否定してきたとしましょう。
その際に
「私はまだ理想の会社に転職できていないけど、理想に近い会社には転職できるかもしれない」
※他にも暗示が入りやすい言葉の選び方があります。
という表現で、
否定系も認めつつ
ポジティブな言葉も入れていきます。
こうすれば
否定の感情を押さえつけて苦しくなることがなく
スムーズに願いを叶えやすい暗示が入っていきます。
2、ポジティブな記憶を入れる癖づけをする
先ほど説明したとおり
マイナスな出来事を印象に残しやすいので
逆に意図的にプラスの出来事を毎日
強く記憶に印象付けていく練習をしていきます。
例えば夜寝る前に良い事日記を付けてから寝る習慣をつけてもいいでしょう。
過去の成功した経験をイメージする習慣をつけてもいいでしょう。
個人セッションでもあることをやってもらって
意図的にポジティブな脳の仕組みを作る練習をしていってもらっています。
結局は脳の動かし方や、記憶の問題なので
ここさえしっかりおさえておけば
必ず成果が出始めてしまうんですよね
自分の物事の捉え方の癖や仕組みが理解できてくれば
その癖を解消していくだけで、
ネガティブ感情が叶いやすいということは減っていきます。
むしろポジティブな出来事ばかり引き寄せてると思えるようにもなります。
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まとめ
ネガティブな感情の方が叶いやすい理由は
「変わることへの抵抗」があるから。
また、ネガティブな出来事の方を記憶に残しやすいから。
心に抵抗がうまれたときは、否定的な感情を一旦受け入れて
そしてプラスの言葉も入れていくと効果的。
以上、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!