いくらあなたのやりたい仕事でも
やっていくうちに「めんどくさい」と感じるときや
「結果が出なくてしんどい」
「今日もやらなきゃいけない」
というモチベーションに落ちてしまうときってありますよね?
そもそも「やるべき」とか「こうすべき」という
心の背景には「やらないとダメだから。。」とか
「頑張らないと取り残されるから。。」といった動機があります。
でも本来うまくいく人の考え方は
全く逆で
「やりたいからやる」という情熱で動いています。
ではどうしたら「やるべき」から
「やりたい」に変えることができるのか?
「やらなければならない」は幻想
先ほども言ったように
「私は〇〇をやるべきだ」というモチベーションだと
楽しく物事を継続することはできません。
もちろん行動している分、結果は何かしらでますが
メンタル的に苦しくなってくるでしょう。
そうではなく
「私は〇〇したいからやる」という心の前提が
少しでも作られていけば行動そのものが楽しくなっていきます。
私たちは、子供の頃から「やるべき」
という思考で動いていたでしょうか?
もちろんそれはノーです。
興味のおもむくままに
積み木で遊んだり
おままごとをしたり
遊んでいたと思います。
しかし、大人になるにつれて
周りから「勉強しなさい」とか
「しっかり仕事をしなさい」とか
「結婚しないの?」とか
いろいろな固定観念や
「人としてこうあるべき」姿を植え付けられて今日までやってきました。
ですが、本来は
「こうすべき」とか「しなければならない」という考えは
幻想でしかありません。
今、あなたがやってきた仕事も
最初のうちは「やりたい」という理由で
選んだと思います。
それが、徐々に結果や環境に左右されて
「こうあるべき」で動くようになってしまったのではないでしょうか。
そういった意味でも
「やるべき」という考えは自分が作り上げた幻想なのです。
「やらなきゃ」を「やりたい」に変換する方法
あなたの頭の中にある
「やらなきゃ」思考を「やりたい」思考に変換する方法をご紹介します。
そもそも「やらなきゃ」思考は幻想だ。とお伝えしました。
ということは、考え方しだいでは
「やりたい」に変換することもできるのです。
具体的にどのようにするのかというと
まず、「〇〇しなきゃ」を「〇〇する必要はない」
という言葉に置き換えます。
例えば、今あなたが「毎日、掃除をするべきだ」
と思っているなら、それを書き出しておきましょう。
そして、「毎日、掃除する必要はない」と置き換えて
その理由を書き出してみてください。
・一日おきにやればいい
・家族に頼んでもいい
・しっかりやらずに簡単にできることだけやればいい
・お掃除ロボットを買って任せればいい
などなど、理由をどんどん書きだしてみましょう。
そして次のステップは
「〇〇をやりたい」に置き換えて
その理由を考えて書き出してみましょう。
「掃除をやるべき」と思っていたら
「掃除がやりたい」に置き換えてみましょう。
・部屋がキレイになって運気が上がる
・心がスッキリして前向きになれる
・自分に少し自信がつくかもしれない
・環境がキレイだと他の仕事もはかどる
などなど、思いつく限り「やりたい理由」を書き出しましょう。
「やりたい」という心の前提がつくられると運気も上がる
ここで、気づいた方もいるかもしれませんが
「〇〇をやるべき」と考えるのも
「〇〇をやりたい」と考えるのも
どちらも「自由」だということです。
モチベーションが下がっているとき、
それは、自分がその物事について
自動的に「やるべき」と考えてしまっているせいなのです。
これは自分の頭の勝手な判断や習慣で
「やるべき」と考えて苦痛になっているのです。
ですから何か行動に移す際は
その行動の先に得られるメリットを事前に設定しておきます。
例えば、僕の場合もYouTubeで動画を撮ることがあるのですが、
人によっては動画を撮るなんてめんどくさい!と思う方もいるでしょう。
僕も最初はそうでした。
しかし、動画を撮ることのメリットや
自分にとってどんな成長になるのか?などを
前もってノートに書き出して
「脳」に設定しておくのです。
メリットを事前に設定しておくことで
「やるべき」と勝手に考えていた脳が
「やりたい」に少しずつ変化します。
そして、実際に自分が成長したり
前向きな心になっていくことで
自然に良い結果や望む状態をつくっていけるようになります。
つまり、事前に何を設定するかで
運気も上がるということわけです。
いつまでも「やるべき」のままで動いていると
目に見える成果や結果だけに囚われてしまいます。
そうすると余計にモチベーションを落とすことにもなります。
そうではなく、どんな心理的な成長やメリットがあるのか?
も考えて事前に設定しておくと
自分の心も前向きになり結果だけに囚われない心が作られていきます。
まとめ
「やるべき」を「やりたい」に変えるには
「やるべき」から「やる必要はない」と置き換えてその理由を書き出す。
次に「やりたい」に置き換えてその理由を書き出す。
こうすることで、実際に思考回路が置き換わって
「やりたい」思考に変わっていく。