こんにちは!
「恋愛セルフイメージコーチ」の齋木です。
男の好意が気持ち悪いと思ってしまう女性は意外と多いようです。
例えそれが好きな人からのアプローチであっても嫌な気分になる。
または、会社の上司やおじさんからの好意を感じた瞬間に気持ち悪すぎて引いてしまうという方もいます。
今日はそんな「男性からの好意」をなぜ気持ち悪いと感じてしまうのか、そして克服するにはどうすればいいのか?という方法を心理学的な視点でご紹介します。
男性心理を理解してモテる女性になるための参考記事↓
目次
男の好意が気持ち悪い!が克服できるちょっと変わった方法
じつは「嫌悪感」や「気持ち悪い」と感じること自体は、
自分を守るための機能でもあるので、持っていてもダメなことではありません。
好意を持たれた際に、多少気持ちが悪いと感じることがあってもいいのですが、相手を勝手にジャッジして見下したり、嫌いになる必要はありません。
また、自分に自信がなくて相手の好意を素直に受け取れない場合もあります。
こんな私を好きになってくれる人はきっと変わり者だと思うかもしれませんね。
つまり
こんな私を好きと言ってくれる = 変わり者 = 気持ち悪い
という本来何も因果関係が成り立たない図式を持っているだけなのです。
「自分に自信がない女性」を好きになる男性は全員変わり者なのでしょうか?
そして、変わり者である男性は全員気持ち悪い存在と言えるのでしょうか?
きっとそんなはずはないでしょう。
まったく因果関係のない図式を自分の頭の中にもっていただけかもしれません。
また、男性を「気持ち悪い」とはねのけてしまう理由は、その先に発展することが怖いだけなのかもしれません。
男性と付き合うことや、男性と真剣に恋愛することに何か漠然とした恐怖や不安を抱いているのかもしれません。
その場合も何をどう恐れているのか自分で発見していくことができれば、その嫌悪感から抜け出していくこができるでしょう。
心理テクニックはけっこう使えるので、参考にしてみてくださいね↓
男性の好意が気持ち悪いと感じるのは病気なの?
そもそも男からの好意的なサインだけでなく、接触することや、楽しく会話することにも嫌悪を感じる女性もいます。
本当は楽しく恋愛もしたいし、結婚もしたいと思っているのに、それに反して無意識に拒んでしまう。
ではなぜ、嫌悪感を抱くのかについて見ていきましょう。
男性からのアプローチが苦手と感じる心理
一般的には、好意を持ってもらえるというのは、すごく良い事のように思います。
しかし、好意を持たれても「嬉しくない」むしろ「気持ち悪い」と感じる心理にはどういった理由があるのでしょうか。
「嫌悪」を感じるということは、その裏には必ず理由があります。
これまで多くのクライアントとの対話の中で出てきた「嫌悪する理由」を以下にまとめましたので見ていきましょう。
- 見た目がそもそも好きになれない
- そもそも男性に対するネガティブなイメージを持っている
- 好きでもない男からの好意だから嬉しくない
- 自分のことを好きになる男なんて変な人に違いないと思っている
- 性的な目で見られていると感じる
1、見た目がそもそも好きになれない
自分の好みのタイプではない男性から好かれても素直に喜べないという心理があります。
むしろ、「なんで私はいつも好きではない男性からしかモテないんだろう・・」という気持ちが余計に嫌悪感を抱く要因にもなります。
2、そもそも男性に対するネガティブなイメージを持っている
幼少期に母親や兄弟なのどの家族から「男」に対するマイナスなイメージを常に聞かされたり、体験して育った人に多いタイプです。
母親が父親に対していつも愚痴を聞かされていると「男」に対してマイナスイメージを持ってしまうこともあります。
また、過去に男性からいたずらされたり、いじめられた経験があると「嫌悪感」の原因にもなることがあります。
3、好きでもない男からの好意だから嬉しくない
先ほどの1に出てきた理由とほぼ同じで、自分が好きでもない男から好意を持たれても全く嬉しくないという前提があります。
好きでもない男性から好意を持たれる=何か危険が及ぶ という無意識の図式を前提として持っていることがあります。
4、自分のことを好きになる男なんて変な人に違いないと思っている
自分のことを好きになる男なんていないという前提があるため、例え好きになられても相手のことを信じられず、その回避行動として「気持ち悪い」と感じてしまいます。
これは自己肯定が低いということがそもそもの原因としてあげられます。
自己肯定を上げるための方法はこちらの記事も参考になります。
5、性的な目で見られていると感じる
好意を持たれる=性的な目で見られている という前提があります。
ということはつまり、性的な行為に対して嫌悪感を抱いているということがいえます。
その原因は過去の家庭内での教育だったり、これまでの人生で経験したことが原因となっている可能性があります。
気持ち悪いと感じるのは病気なのか?トラウマなのか?
気持ち悪いと感じる度合いや、身体症状によっては病気と診断されることもあるかもしれませんが、病気だとわかったところでそれを自分がどうしたいかの方が重要です。
男性恐怖症など病名を探せばいろいろとでてくるかもしれませんが、嫌悪感を感じることは必ずしも悪いことではありません。
ネガティブな感情は、自分のために必要があって存在しているので、まったく嫌悪感がゼロになってしまうと、それはそれで危険なこともあります。
やたら男性に対して積極的になってしまうとか、誰でも自分から声をかけてしまうようでは困ることもありますよね。
要はバランスがとれていることが大事なのです。
多少の嫌悪感を持っていても、それが自分の人生や恋愛において邪魔にならない程度であれば別に気にする必要もありません。
結婚したいのに嫌悪感が邪魔でできない!というくらいコントロールできないのであれば、心理的なアプローチは非常に効果的ですし、嫌悪感を消していくこともできます。
男友達からのアプローチに引いてしまう心理
仲の良い友達だと思っていたのに、「実は好きでした」と告白されると引いてしまうという人もいます。
「友達としか見ていなかった相手が実は私を女として見ていたなんて」と気づいた瞬間、何となくその気持ちが嫌だなと思ってしまう
友人としてピュアな関係でいたいと望んでいても、実は相手が自分のことを好きだだったということはあります。
最初は友達同士の関係でも徐々に好きな気持ちが出てしまう男性もいるでしょう。
「好意をもたれる」ということが何故、気持ち悪さに繋がるのでしょうか?
一般的には「好かれる」というイメージには「嬉しい」という意味がくっついていますが
気持ち悪いと感じる人は、その「意味付け」が異なります。
好かれる=気持ち悪い
という意味がくっついてしまっているだけなのです。
それは性的な意味を含むから気持ち悪いと感じるのか
好かれることで、何を恐れているのか、を自分が発見できれば必ずその状態から抜けだすことができます。
男性の下心が超嫌い、気持ち悪い!
男性からの好意を「下心」と捉えて気持ち悪いと感じる人もいます。
ここでいう下心とはいったいどんなものでしょうか
性的な意味なのか、それとも「自分のものにしようとする気持ち」が何となく嫌な気分にさせるのか
あなたに好意を示してくる男性は全員、下心をもっていそうでしょうか
また下心があるというのは本当にネガティブな意味だけしかもたないことなのか
こういった点を見つめていくと、その前提も崩れていきます。
また、一言で「下心」と言っても、それを計ることはできません。
どこからどこまでの気持ちが「下心」で
どこからどこまでが「下心ではない」のか
その基準は曖昧ですし、主観でしかありません。
そして、その下心を男性側が本当に抱いているかどうかはわかりません。
逆に同性から好意を持たれることは嫌悪感に繋がらないのか
嫌悪感にならないとしたらそれは何故なのか
といった視点をもつことで、自分の思い込みに気づいていくこともできます。
また、それとは逆にもし自分に好きな男性ができた場合、その好きな男性とのいろいろなことを想像すると思います。
それは下心ではないと言えるのかどうかも検証しがいがあるでしょう。
相手と付き合って一緒にデートしたり、ハグしたりキスしたいという気持ちは悪い事なのかどうか
自分に置き換えて見つめていくと、意外と「好意」を持たれることは気持ち悪いことではないということへの気づきに繋がっていくかもしれません。
おじさんや上司の好意が気持ち悪い理由
これは「おじさん」というイメージに対して、そもそもネガティブな意味がくっついてしまっていることが原因として考えられます。
おじさん=くさい とか
おじさん=ダサい とか
おじさん=ハゲている など
そもそもネガティブなイメージがくっついているので、反射的に「気持ち悪い」と感じてしまうのは当然です。
しかし、おじさんの感情と、おじさんのもつイメージは必ずしも一致するものではありません。
つまり、おじさんや上司が、本当にただ人を好きになっているだけで、おじさんの持つイメージは別なのです。
見た目がダサい人が他人に好意をもってはいけないということはありませんよね。
その人のもつ主観的なイメージと、その人の感情は切り離して受け取る必要はあります。
また、おじさんや上司からのアプローチは「下心」があるのでは?と疑ってしまって気持ち悪さを感じているのかもしれません。
でもそれは主観的な予想でしかなく、事実ではありません。
以上のことに気づいていくだけでも、見え方は変わってきます。
男性の本音を読み取ると恋愛もうまくいくようになる参考記事はこちらです↓
まとめ
好意をもたれて気持ち悪いと感じるのは、様々な心の前提が原因となっている。
それは過去の両親との関係性だったり、自分自身に対する自己肯定感の低さによるものもある。
また、嫌悪感を抱くこと自体、全て悪いものではない。その感情が機能しているおかげで助かっていることも多々ある。
だから全て気持ち悪いと感じる感情を手放す必要もないし、その自分を責める必要もない。
例え嫌悪感を一瞬抱くことがあっても、相手に対して見下したり、余計に嫌いになる必要もない。
好意をもってくれた相手の感情と、自分の勝手な決めつけのイメージは切り離して受け取ることが大事。