思考は波動であって、波動は思考の現れでもあります。
ということは、ネガティブ感情や思考を上手にコントロールできるようになることが、人生をより良い方向い進めていくための基本になってくるわけですよね。
今日は、更に詳しく波動と思考のコントロールについて書いていきます!
ネガティブ感情に気づいたらどうすればいい?
よくポジティブ思考とかネガティブ思考とかいいますが
ネガティブな感情を多少感じたからといって、
「ダメだ、ダメだー」と
焦ってポジティブな思考に持っていこうとすると
かえって苦しくなるときありませんか?
どうして苦しくなるのかというと
無理してポジティブな方向に持っていこうとするからですよね。
マイナスに針が振れているときに
いっきにギュイーンって針を引き戻そうとすると
それだけの負荷がかかります。
そんなふうにどうしてもマイナスに振れてしまうとき、
どうしたら良いのでしょうか?
以下、僕なりの視点で解説していきますね。
一旦気分をニュートラル(集中)状態に戻す
マイナスからプラスにもっていく際のコツとしては
いちど、ニュートラルな状態に自分を戻すとプラスの感情に気づきやすくなります。
感情のコントロールがうまくいかないときというのは
無理にマイナス感情を押し殺そうとしたり
打ち消そうとしているときが多いようです。
そうではなく、
マイナス感情を感じているときは
そのマイナス感情をいちどしばらく見つめてみましょう。
思考を交えず
ただ、そこにある。。と感じて、感じ続けてみましょう。
1分、2分程度、思考を止めて
その感情に目を向けるようにします。
これは意図的に自分の意識を何かに集中させることで
脳をマインドフルな状態にするという効果があります。
マインドフルネスについてはこちらの記事が参考になります。
マインドフルネスの状態は「今、ここ」という集中した状態に自分を保つことができます。
思考は常に過去や未来について
ああでもないこうでもないと考えることをやめません。
ですが、いったんそれを止めて
今、ここだけに集中するようにしてみるわけです。
マイナス感情に振り回されているときというのは
思考がいろんな不安や焦りを考えてしまって、アタフタしている状態です。
つまり集中できず、リラックスもできてない状態。
ということは、波動的にも余計に不安や焦りが強化されてしまうということです。
その状態で無理に思考をポジティブにもっていこうとすると
不安や焦りがベースになっているので、
何となく心がモヤモヤしたままになってしまいます。
なので
ネガティブな感情で辛いときは
無理にポジティブな方向にもっていこうとせず
一旦、気持ちをニュートラルに戻すイメージを持ってください。
いかに気持ちをニュートラルに保てるかが重要です。
無理なポジティブを演じるより
ニュートラルな感情で、何かに集中できているときというのは
波動的に見ても非常に良い状態です。
集中=リラックス
集中しているときというのは
余計な事を考えず
雑念がなく、クリアな状態だと言えます。
質の高い集中状態のとき
体はほどよくリラックスしています。
緊張や不安で動くのではなく
脳もリラックスしています。
体で脳の切り替えスイッチを覚えてみる
また、
感情をニュートラルな状態に戻すには
意識的に思考を止めて集中することもおすすめですが
軽いストレッチや伸びをして、
脳のスイッチを切り替える合図にすることもできます。
これは心理学でいう「アンカー」と同じ効果で
自分が伸びをしたり、深呼吸をしたときは
心を一旦ニュートラルな状態に戻すよ~という
自分への合図になります。
これはパブロフの犬と同じ状態で、
ベルを鳴らすだけで餌がもらえると勘違いして近寄ってくる犬と同様に
伸びをする。とか
深呼吸をする。という行為がスイッチになり、
感情を一旦切り替えるよ!という無意識への号令になるというわけですね。
なので、日常の中でイライラしたり
不安やネガティブ感情を感じているときは
一度気持ちを切り替えるために、自分なりの簡単なスイッチを準備しておきましょう。
意識的に練習していくことで
しだいに「今、ここ」というマインドフルな状態が自然に理解できると思います。
このことが理解できて使えるようになると
今まではネガティブ感情をコントロールできなかった人も
自分でコントロールできるようになります。
つまり波動を自分で上げていくためコントロールができるようになるということですね。
まとめ
波動=自分の思考や感情である
思考や感情をコントロールできれば
ネガティブ感情で落ち込む機会は徐々に減っていく。
ネガティブ感情を無理にポジティブに持っていくのではなく
まずはニュートラルな状態に戻すように意識してみよう。