マインドフルネスで自己実現?鬱病への効果や悪影響などを検証する

 

 

近年、大手企業の社内でも推奨されてきているマインドフルネス

 

例えばGoogleやゴールドマンサックスなどが有名ですが

 

実際にどういった効果があるのでしょうか?

また悪影響はあるのか?鬱病に効果があるというのは本当なのか?

願望実現や引き寄せの法則に応用はできるのか?といった視点で書いてみます。

 

 

マインドフルネスの効果とは?

 

マインドフルネスと聞くと

怪しいイメージや、宗教的なイメージを持つ人も少なくないかもしれませんね。

 

 

また、マインドフルネスって何???はぁ?良く知らない!という人もいるかもしれません。

 

 

マインドフルネスはとてもシンプルな思考の観察方法であると言えます。

そして、雑念を観察しながら「今」にだけ集中するという方法でもあります。

 

 

こういった思考の観察や「今」に集中することが何故いいのでしょうか

 

人間は思考する生き物であるがゆえに

常に思考をしていないと不安になる生き物でもあります。

 

 

その思考の中にはネガティブな言葉やポジティブな言葉も含まれています。

そしてその思考に支配されて生きていると

不安に押しつぶされてしまったり

恐怖心で前に一歩進めなくなってしまうこともあります。

 

 

このように自分の人生を阻害する雑念を一旦止めて

「今」にだけ集中することで

脳がクリアになり、例え不安や恐怖心があったとしても

その抵抗を最小限に抑えながら前向きな行動を起こしていくことができるようになります。

 

 

実際にセラピーの現場ではマインドフルネスだけを行うというより

 

その他の心理療法とセットで行うことで効果を発揮します。

 

また、一般の書籍にもマインドフルネスの方法は出ているので、自分一人でも簡単に取り入れることもできます。

 

 

 

マインドフルネスを行うと悪影響はでるのか?

 

マインドフルネスを行うと悪影響が出るという考察もあるようです。

しかしそういった論文を読んでみると

マインドフルネスの扱い方を間違って捉えているようにも思えます。

 

例えば

心理学系ニュースサイト「Psychology Today」に掲載された論文によると

 

囚人にマインドフルネスを実施させたところ

犯罪の抑止力にならないどころか、犯罪を助長するといった研究結果も出ているようです。

 

 

しかし、マインドフルネスを実施する上でとても大切なことは

マインドフルネスだけに頼ってはいけないという点です。

 

 

マインドフルネスは認知行動療法などと一緒に扱うことで更に効果を発揮します。

 

あくまでもコレだけで犯罪が減るとか

悟りが開けるとか

知能指数が高まるとか

能力が最大限に発揮されるということではありません。

 

 

また勘違いされているのは

マインドフルネスは思考を保留して、放置したままにするわけではなく

負の感情に振り回されない精神状態を創るという目的を持って行う必要があります。

 

 

マインドフルネスは思考を止めて

一旦自分の考えに振り回されない状態に集中するテクニックではりますが

自分の負の感情や犯罪を犯すようなネガティブな思考に責任をとらないでいるという方法では全くないのです。

 

 

ですからマインドフルネス自体が身体や脳に悪影響を及ぼすというのは早計な判断であると思えます。

 

 

マインドフルネスは鬱病にも効果的?

 

マインドフルネスはセラピストの扱い方によっては非常に効果を発揮します。

 

もちろん自分一人で練習しても効果的なのですが

マインドフルネスだけをやったからといって鬱病が治るわけではありません。

 

 

上記でお伝えしたとおり、

その他の方法(認知行動療法など)と一緒に行うことで鬱病などにも効果を発揮します。

 

 

また、自分一人で考えるのが苦手な人や、どうやって進めていいのかわからないという人は、

一人で行って「結局ダメだった」という思いをする前にセラピストと一緒に進める方が効果的でしょう。

 

 

 

今ここに集中することで自己実現や引き寄せにも使えるのか?

 

マインドフルネスは別に特別な事はしません。

とてもシンプルな方法をとります。

 

いろいろな方法がありますが

例えば瞑想をして「今ここ」に集中する方法や

ただひたすら呼吸にだけ意識を集中していく方法

行動一つ、一つの動作に意識を集中していく方法など

 

 

やり方は無限にあります。

何が大切かというと、「今、目の前の事にどれだけ集中できるか?」です。

 

人は集中しているとき無駄な思考に振り回されません。

 

 

例えば僕の兄は小さい頃漫画が大好きだったのですが

兄が漫画を読んでいるときに話しかけても全く彼には聞こえていません。

 

まさに超集中状態だったわけです。

 

マインドフルネスはこの状態と似ていて

今、目の前の動作や、呼吸などにひたすら意識を集中させることで

雑念に流されず、思考を切り替える訓練にもなります。

 

 

つまり、自分がネガティブな思考に振り回されないための練習になるというわけです。

 

 

願望実現や引き寄せを実践する上で大切なポイントは

自分の負の感情に支配されないことがあげられます。

(その点に関してはこちらの記事も読んでおくことをおすすめします。)

波動は胡散臭い?引き寄せとエイブラハムの本を心理学的に解説してみた

 

 

ということは、思考(波動)のスイッチを切り替える上で

マインドフルネスを実践することは非常に効果的だと言えます。

 

実際に僕のコーチングではマインドフルネスを引き寄せに応用した方法で実践してもらっていますが、非常に効果的です。

 

 

古来から瞑想という習慣がずっと残っているのは

自分のネガティブな思考を切り替えるという深い意味あいもあります。

 

昔はマインドフルネスという表現ではなかったものの

瞑想をすることで人間は訓練をしてきました。

 

 

瞑想もマインドフルネスも単に恐れたり怪しんだり、悪影響があるという思考停止状態になるより、自分で実践してみて初めて本当の効果や意味が理解できてくるものだと思います。

 

 

▼こちらの記事も参考になります▼

引き寄せの本を読んでも効果なし!そんなあなたにお勧めの引き寄せ思考とは?

引き寄せは【集合的無意識】を意識することで10倍効果を発揮する!?

 

 

まとめ

マインドフルネスとは、とてもシンプルな思考の観察方法である

また思考に振り回されないための一つの手段である

マインドフルネス自体に悪影響があるのではなく

正しい理解と実践でその効果に差がうまれる

マインドフルネスや瞑想を上手に生活に取り入れることで

自分の思考をネガティブな状態から切り替える練習にもなり自己実現のサポートとして使える

 

 

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