理由もなく気分が落ち込む。そんなときのとっておきの解消法

 

 

理由もなく朝起きたら気分が落ち込んでいるときがある。いつも何となく気分が鬱っぽくて辛い。そんな「なんとなく起こる気分の落ち込み」あなたにも経験がないでしょうか?

 

今回は実際に個人コーチングの現場で効果があった「気分の落ち込み」を改善するための具体的なステップをお伝えします。

 

気分が落ち込むのはあなたのせいじゃない

 

気分が落ち込んでしまっているとき

「あぁ、また暗い気分でやる気が出ない。自分てダメなやつ」と

 

自分をついつい追い詰めてしまいがちです。

 

しかしよく考えてみて欲しいのですが

何故、気分が落ち込むことは「悪いこと」というルールをもってしまったのでしょうか?

 

 

実は気分が落ち込むことで、潜在意識が自分を守ろうとしているのだとしたら、

 

あなたはどう思うでしょうか

 

 

例えば朝起きたら気分がなんとなく落ち込むのは

もうこれ以上現実を見たくない!とか、逃げ出したい!という心の訴えなのかもしれません。

 

 

自ら落ち込むことで辛い日常に抵抗しバランスを取り戻そうとしています。

 

また誰かにこの気持ちを分かって欲しいと訴えているということもあります。

 

ですから落ち込むことは必ずしも悪いことだと割り切る必要はありません。

 

また、自分自身を責める必要もないんです。

 

 

長年無意識に習慣づいた「自動思考」が落ち込み癖の原因

 

自動思考という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは認知行動療法で使われる心理学用語ですが、

 

実は理由もなく気分が落ち込むというのも、

「自動思考」の結果に過ぎません。

 

 

例えば、小さい頃から両親から何かするたびに注意されたり、

怒られたり、ダメ出しされてばかりいた経験を持つ方は、

大人になっても「自動的に」自分を「ダメだと思う」癖ができてしまいます。

 

 

これはあなたが悪いのではなく、「自動的に」自分を守ろうとする思考が出てきているにすぎません。

 

つまり、思考の習慣であり、「癖」なんです。

 

ですから、その習慣に気づいて少しずつ手放していけば

「わけもなく落ち込む」ということは無くなっていきます。

 

 

ではどうすれば、この習慣を手放していけるのでしょうか

具体的にみていきましょう。

 

 

落ち込みには、理由がないわけではない

 

具体的な対処法を見ていくためにまず知っておいて欲しいこと

 

それは、落ち込む理由は「しっかりと理由がある」場合と

「なかなか理由がつかめない」場合があるということです。

 

 

例えば、職場で嫌なことがあった次の日の朝、

なんとなく気分がすぐれない場合は、職場での出来事が原因であると読み取ることができます。

 

 

逆に漠然とした不安や、理由がよくわからないときは

潜在意識の奥の方に保存されている感情が抵抗を訴えていることがあります。

 

 

後者の場合も、本当は理由がないわけではありません。

ただ自分の中であまり見つめ直したくない不安だったり、処理しきれない恐れが隠れていたりします。

 

 

それは一人でいる寂しさに対する漠然とした不安かもしれませんし、

将来に対する漠然とした不安かもしれません

 

 

そんなときに役立つのが「自分モニタリング」と

「受け入れる」という方法です。

 

 

なんとなく朝気分が落ち込んでしまうときの対処方法

 

なんとなく気分が落ち込むとき

その気分を放置しすぎないことがまず大事です。

 

何か自分の心が訴えているのですから、

その感情に蓋をせず、本当は自分がどうありたいのか?

じっくりとモニタリングしていきます。

 

 

その際、こちらの記事も非常に参考になると思います。

今すぐネガティブ思考を改善するプロ直伝の4つのステップ

 

そして、漠然とした理由もわからない落ち込みに対して

しっかりと認識し、受け入れていきます。

 

 

「また気分が悪い。。最悪・・」という気分のままなんとなく過ごすのではなく

 

「あ、今また落ち込んでいるんだ。今そういう自動思考がまた出てきているだけなんだ」

 

解釈を入れるだけでも少しずつ心は変化していきます。

 

心の落ち込みと自分を同一化して見てしまうと更にネガティブループにはまりますが、

 

「落ち込んでいる自分に気づいている」状態に気づくことで

「これは単なる思考の産物に過ぎないかもしれない」と脳が理解するようになっていきます。

 

 

とても難しい言い回しですが、

「そう思っている自分に気づいている状態」に気づいているというのは、

ネガティブと自分を切り離して捉えている状態になるので

必要以上に負のループにハマる事を避けられます。

 

 

更に強力な暗示の力

 

セッションでは、ヒプノセラピーを使った「質の高い言葉の暗示」をスッと入れていく方法も行っています。

 

実際に何故良くなったのかは本人は気づかないこともあります。

それくらい顕在意識の壁をすり抜けて、潜在意識に到達するということです。

 

確かに朝の目覚めが良くなって苦しい状態がなくなったというご報告はたくさん頂いています。

 

 

とくに幼少期や、過去に傷ついた経験を心の奥深くにしまっている場合は

自分では「理由がわからない。だけどなんとなく辛い」という状態が続きます。

 

 

こういったケースの場合はヒプノセラピー(暗示)を応用していくことでかなり楽になっていきます。

 

 

ただしこういった「暗示」を入れて入れていくとしても

まずは自分である程度、自分の心をモニタリングできるようになっておくことが大切なステップです。

 

 

自分で心を観察できるようになっていくことで

潜在意識から答えが導きやすくなっていきます。

 

またいろいろな気づきを得やすくなっていきます。

 

是非以上のようなステップを意識してみてください。

 

まとめ

理由もなく気分が落ち込むのは必ずしもあなたのせいじゃない

落ち込むことには理由がある。

それは自己防衛本能でもあり、自分を傷つかないようにするための潜在意識の抵抗でもある

落ち込む気分を解消するためのステップは

自分の不安な感情に蓋をせず、自己モニタリングできるようになることから

そして受け入れていくこと

また、自分のネガティブな感情と自己を同一化せず、あくまで「思考の産物」として扱うことで

ネガティブな感情と自分を切り離して捉えられるようになる

 

▼こちらの記事も参考になります▼

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